【安価でのわゆ】久遠陽乃は勇者である【1頁目】
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433: ◆QhFDI08WfRWv[saga]
2020/10/23(金) 20:44:55.08 ID:5zfZ4fLFo
「あの日、助けて貰えたのはすごく感謝してる……でも、もう二度と会いに来ないで」
陽乃「待っ」
扉は固く締められて、続けざまに鍵が締まる音が響く
鍵だけでなくドアチェーンまで使ったのだろう
金属の音が聞こえた
陽乃「待って……」
『ふむ……』
陽乃「ダメッ!」
自分自身の影が、
陽の光もなく不自然に彼女の家の方に伸びていくのが見えて、
陽乃は叫んで制止する
影は止まって、狐の口に似た先端が開くように揺れた
『躊躇う必要はなかろう。勇者とやらとは違って主様の力にはならぬ』
陽乃「それでも……っ」
友人に、待ってと伸ばせなかった手を固く握りしめて
陽乃は首を振る
九尾は殺すつもりなのだ
1、ごめんなさい
2、無事、なのね……元気でやっているのね?
3、一つだけ聞かせて、拒絶は貴女の意思だって、思っていいの?
4、何も言わずに立ち去る
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