【安価でのわゆ】久遠陽乃は勇者である【1頁目】
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449: ◆QhFDI08WfRWv[saga]
2020/10/24(土) 17:03:53.57 ID:xtj8VY0so

せめて家が無事ならば家に帰ることも出来るが、

無事ではない陽乃は、寄宿舎に戻るしかなかった。

九尾は途中までひなたの姿でついてきていたが、

勇者に遭遇するのを警戒してか、人目がなくなったあたりで影と消えて

寄宿舎と学校となっている丸亀城の中間に近い道で、彼女と出会ってしまった。

陽乃「ぁっ……」

千景「?」

声に気付いて足を止めた千景だったが、

陽乃を見ても嫌悪感を感じさせるような表情を浮かべていない。

千景「なにか?」

陽乃「えっと……」

千景「体のことなら、もう平気よ」

千景は怒っていないどころか

普段、陽乃に向けているような嫌な感情さえも向けてはこない

あの模擬戦によって変わったのかもしれないが

陽乃はそう思えなくて、もしかして。と、影に視線を落とす。

『うむ。久遠陽乃としてでは問題があろう。あやつには別の人間に見えておる』

千景「どうしたの……? 伊予島さん」

陽乃「えっ」

千景「土居さんなら、見ていないけれど……」


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