【安価でのわゆ】久遠陽乃は勇者である【1頁目】
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479: ◆QhFDI08WfRWv[saga]
2020/10/25(日) 13:38:22.68 ID:Jsf9kLfNo
陽乃「ほんと……嫌われちゃってるわね」
ひなた「街の人達に関しては嫌われているというより……期待されているというのが正しいかもしれません」
人々は陽乃を人身御供として差し出すことで、
救われるかもしれないという話に希望を抱いている
そして、本来の役目を逃げ出したという罪の烙印を押されてしまった陽乃は、
まだ子供である若葉たちに重責を担わせるくらいよりも、
供物として差し出すことへの罪悪感が薄いのかもしれない。
それらが集うことで……より、声が大きくなっていく
ひなた「久遠さんを供物とすることは、勇者が戦う以上の希望なんです」
陽乃「私が死ぬことで治まるなんて……」
『ふむ……ないとは言えぬぞ』
陽乃「え?」
ひなた「?」
『久遠家は人身御供で捧げられる家系であるが、それを除いても神々に仕え平安を守る巫女でもある』
陽乃「そんな話……」
『主様の神社では、年に一度行われている特別な祭事を知っておろう?』
九尾はひなたには聞こえない状態のまま、
とても重要なことを、軽く話す
陽乃「えぇと……大体三月ごろにやるやつ?」
『うむ。それが名残として残っておった調和の祭事じゃ』
旧暦で2月、新暦で言えば大体2〜4月の初午の日に行う祭事
陽乃も巫女として手伝うことのあったそれは確かに、主祭神の一人である平穏を護った神の御姿を借りている
『久遠とはそもそも、その平安が永遠に続くようにと授けられた名じゃぞ』
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