【安価でのわゆ】久遠陽乃は勇者である【1頁目】
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67: ◆QhFDI08WfRWv[saga]
2020/10/04(日) 20:36:26.77 ID:6v3Hokh5o

『騒々しいぞ小娘』

陽乃「っ」

急激に全身に絡みついてきた不快感と

腹の底から湧き上がってきた形容しがたいそれに、

陽乃は叫ぶことすらできなくなって崩れ落ちる

陽乃「あ……あ゛……」

ポタポタと、赤色の液体が口元から滴り落ちて

鉄臭さが鼻をつき、味覚を汚染していく

身体が砕けてしまうのではないかと思うほどの疲労感

陽乃「な……ぇ……?」

『代償もなしに、妾の力が扱えると思うておったのかや?』

陽乃「っ……」

『全てを救おうなど、出来ぬと知れ』

陽乃「それ……でもっ!」

立とうとした膝が震えて崩れる。

どれだけ強い意思があろうと、成し遂げられないことがあるのだと言うかのように、動きが鈍い


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