【安価でのわゆ】久遠陽乃は勇者である【2頁目】
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490: ◆QhFDI08WfRWv[saga]
2021/02/14(日) 22:07:47.31 ID:lLbFIcFmo
√ 2018年 8月7日目 夕: 丸亀城
こっそりと、丸亀城の宿舎に忍び込む
運よく誰にも会わずに自分の使っていた部屋にたどり着き、
ベッドの方へと近づいて……膝から崩れ落ちる
陽乃「っ……」
殺したくはなかった
そんなつもりなんてなかった
でも、一般人とはいえ
明確な殺意を持って向かってくる相手に手を抜くことはできなかった
球子と模擬戦するのとはまるで違う
死が、そこには確実に存在していたからだ
陽乃「私……っ」
人殺しだ
元々、護ることができなかった自戒を込めて、
自分のことを人殺しと思ってはいたが
本当に人殺しになってしまったのだ
陽乃「お母さん……っ……」
なんて言えばいいのだろう
何が出来るのだろう
この手はもう――握らせるわけにはいかない
綺麗に見えるだけの、人殺しの手だから。
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