【安価でのわゆ】久遠陽乃は勇者である【2頁目】
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536: ◆QhFDI08WfRWv[saga]
2021/02/17(水) 20:11:58.05 ID:8J6MLlino
√ 2018年 8月8日目 朝:丸亀城(寄宿舎)
陽乃「っ……」
目を覚ますと、伊予島家の戻っているなんてことも
ここ数日がただの夢で、まだ病院に監禁されているわけでもない景色が見える
約三年間過ごしてきた丸亀城に隣接して用意された寄宿舎の自室
陽乃「あれ……」
頭が動かせる
体も起こせるし、手足の感覚もしっかりとしている
吐き捨てた血に塗れているはずの布団も綺麗に真っ白で、
赤黒く汚れているはずの床まで綺麗になっている
陽乃「夢……じゃ、無いわよね?」
気を失うまでの出来事の記憶ははっきりとしている
九尾が悪戯したわけではないのなら、あれは現実に起こったことのはずだ
九尾を押しのけ、陽乃を瞬く間に衰弱させてしまうほどの力を持つ、伊邪那美命
あの感覚は忘れらない
あの感覚が、まやかしであるはずがない
陽乃「はぁ……」
どっちにしろだ。と、陽乃は溜息をつく
人を殺したことも、
その現場と誹謗中傷を杏たちに知られてしまった現実は変わらない
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