【安価でのわゆ】久遠陽乃は勇者である【2頁目】
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607: ◆QhFDI08WfRWv[saga]
2021/02/21(日) 15:36:33.69 ID:da4fqDl/o
球子はようやく陽乃を押さえる力を抜くと、
気まずそうに顔をしかめて、首を横に振る
陽乃が守るのは無理だと言いたくなる気持ちを身をもって知った。
友達だなんだと言っておきながら、
あの場で庇うことすらできなかった
それは違う、間違っていると
そう叫ぶことさえもできなかった。
球子「そっちに比べれば軽いことかもしれないけどさ……分かったんだ。軽々しく言いたくないっていうのが」
陽乃「そう……」
球子「守ってやりたかったんだ」
陽乃「あそこで庇ってどうするのよ。貴女達まで付け狙われることになるのよ?」
球子「一緒に諏訪に逃げようって話した後にそんなこと聞くなよな」
球子は笑う
もう今更だ
それを聞かれるのも、それを言うのも
球子「でも今度こそ……何があっても、私が守ってやる」
陽乃「またそうやって、軽々しく言うのね」
球子「そんなつもりはないぞ。ほんとに、今度こそ絶対だ」
とても優しい表情を見せる球子
罪悪感と後悔が入り混じったその視線から、陽乃は顔を背けた
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