【安価でのわゆ】久遠陽乃は勇者である【2頁目】
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712: ◆QhFDI08WfRWv[saga]
2021/02/25(木) 20:34:41.70 ID:M/BybS93o
√ 2018年 8月9日目 夕:諏訪
夏の陽射しも傾き始めるころ、
諏訪湖の近くにある病院の一室に勇者が集まっていた。
元から諏訪で勇者として活動していた白鳥歌野
歌野を補佐している巫女である藤森水都
四国から来た伊予島杏と土居球子
そして……諏訪に到着してから体調を崩し、今は眠りについている久遠陽乃
杏は陽乃の傍のパイプ椅子に腰かけ、雲ってしまっている酸素マスクを見つめる
杏「……どうして」
球子「昨日、会ったときからヤバそうだったからなぁ……」
瀬戸大橋の付近にある展望台で陽乃を見つけた時のことを思い出して、球子は首を振る。
あの疲労感が壱日で回復したとは思えない
そこに九尾の顕現と戦闘
そこから休まずに結界内までの移動
それらがまとまってのしかかってきたのだとしたら、
ああなるのも無理はないのかもしれないと球子は考えて、顔をしかめた
陽乃は手で押さえながらも血を噴出して崩れ落ち、気を失って
それでも止まらずに陽乃は口や目から血を流し続けた。
血反吐を吐くと陽乃は自己申告していたが、
まさかあそこまでとは思っていなかったのだ
球子「……切り札だよなぁ」
歌野「……えぇっと、そろそろ話を聞いても良いかしら」
眠ってしまっている仲間を気にする気持ちを察しつつ、歌野は切り出す
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