【安価でのわゆ】久遠陽乃は勇者である【2頁目】
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889: ◆QhFDI08WfRWv[saga]
2021/03/08(月) 21:49:32.89 ID:kuR+76Z/o
√ 2018年 8月11日目 朝:諏訪
まだ、瞼が重い
意識が覚醒するにつれて、
身体の節々の痛みまで戻ってくる
腕を上げるだけで、骨が軋む
震えてしまって握り拳もまともに作れない
昨日大声を出してしまったのが相当、負担になっているらしい
正しく言えば、大声を出したというより興奮してしまった事だろうか。
陽乃「ん……けほっ……けほっ」
喉の異様な渇きに咳き込む。
潤いを失っているせいか、ピリピリとした痛みを感じる
陽乃「誰……か……」
身体がまともに動かせなくて、起こすことすら難しい陽乃は
ナースコールを押そうと手を動かす
けれど、頭の横の方にあるそれに手を伸ばす事すらできない
水は冷水だと刺激が強いということもあって、
常温保存のために近くのテーブルの上に新しいペットボトルが置かれているけれど、取れない
陽乃「けほっ……げほっ……っ……ごほっ……」
水都「久遠さんっ」
陽乃「ぅ……」
水都「待ってください。今用意しますから」
陽乃の目が向けられている方向とは逆側から水都の声がしたかと思えば、
ばたばたと慌ただしい音を立てて、視界の端に水都が入り込み右から左へと駆け抜ける
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