【安価でのわゆ】久遠陽乃は勇者である【2頁目】
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997: ◆QhFDI08WfRWv[saga]
2021/03/15(月) 21:36:46.72 ID:YUZDJJSio

√ 2018年 8月12日目 昼:諏訪


歌野「だいぶ元気になったみたいで、良かったわ」

陽乃「ええ……おかげさまで」

ここに来てからずっと入院、安静、付きっ切り介護

一回悪化させたせいもあるけれど、ここまで過保護にされていては、

休まる以外にはないだろう

もっとも、手足が動かせず水もろくに飲めないのだから当然ではあるが。

陽乃「それで、どうしてここに?」

歌野「久遠さん一人じゃ食事もできないって聞いたから」

陽乃「あなた達が来なくたって――」

歌野「そうね。看護師さん達が手伝ってくれる。けど、手伝いたかったの」

歌野はそう言いながら、

新しく用意されたスポーツドリンクを飲み器に注ぐ

水かお茶かスポーツドリンクかで選んだ一つ

風邪を引いたときなどに良く見たそれは、むしろ今の陽乃には適しているそうだ。

歌野「個人的に話したいこともあったから」

陽乃「……それほど親しい中でもなかったと思うけど」

いや、親しくないから話があるのか、

それとも藤森水都から何か話を聞いたのか。

陽乃が少し考えつつ歌野に目を向けると、笑みが返ってくる

歌野「少し飲む?」

陽乃「じゃぁ、少し」

水都ではなく歌野というのが少し違和感があったけれど、

飲み物の流し方は、不思議と歌野の方が丁寧で優しく感じられる

歌野が水をやり慣れているというのが、理由だろうか


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