【ミリマスR-18】徳川まつりにマッサージを要求される話
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筋肉痛になってしまうのです 10/10
[sage saga]
2020/12/27(日) 00:03:04.66 ID:cbINPLmh0
まつりの住むマンション(厳密には不明だが)の近く、児童遊園の傍で車を停めると、ラッピングのされた袋が差し出された。
「これは?」
「イブの日には渡せなかったプレゼントなのです。メリークリスマスには間に合いませんでしたが、受け取って欲しいのです」
「ありがとう。開けていいよな?」
頷いたのを確かめて、リボンを解いた。国によってはパッケージをバリバリと破くのが作法らしいが、使うわけでも無い包み紙とリボンには、できれば綺麗なままでいてほしかった。
中から出てきたのは、目の前のアイドルのぬいぐるみだった。上手にデフォルメされていて、本人に負けず劣らず可愛らしい。巻いた髪までしっかり再現されている。劇場の物販で扱っているものよりも精巧だった。メーカー名を探そうとする視線に気づいて、自作したのだとまつりは話してくれた。
「これがあれば、毎日寂しくないのです。……ね?」
「ふふっ、いいなこれ。サイズ的に、車の中に置いておきたいかもな。ダッシュボードの上でもいけるかな?」
「ほ? プロデューサーさんのお家がいいのです」
どうしてだ、と問いかけると、それまで飄々と話していたまつりが、どこか必死な目つきになって、一瞬黙り込んだ。
「そうすれば、劇場で会わない時も、大好きなあなたと一緒にいられるから……」
「……まつり」
車の中が急に暑くなった。耳まで赤くして恥ずかしがるまつりを見るのは初めてだったかもしれないが、俺の顔も同じぐらい赤くなっていたはずだ。
ダッシュボードの上に一度置いたぬいぐるみを抱え直すと、助手席のまつりがシートベルトを外した。こちらに体を乗り出してくるのと同時に、伸びてきた手に視界を塞がれた。真っ暗な視界の中、水分を含んだ柔らかいものが唇に重なってきた。
肌を何度も重ねていたのに、愛情表現としてのキスをまつりと交わしたことが無かった、ということを、視界に光が戻った瞬間にぼんやりと思い出した。
「わた……まつりの想い……確かに渡したのです!」
そこまで言うと、まつりはドアを開いて、車の外へ飛び出していった。お疲れ様なのです、と会釈するなり、そのままパタパタと慌ただしく走り去ってしまった。
終わり
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