【安価コンマ】貴方は世界を巡るようです R-18の3巡目
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800: ◆25Q6KInx4xut[sage saga]
2021/11/23(火) 14:23:40.28 ID:V9HzL2yj0
まだ終わっていないと、ハルクは気を強く持って立ち上がると、散らばったフランのそばに博士が立っているのを見た。
能面のような顔ではなく、人間らしく狼狽している彼はフランの頭を掴んで持ち上げた。

博士「……フラン? フランなのか? いったい何があった!?」
ハルク「フランは100%の力を使ったんだ。頼む、治してくれ。あなたにしかフランは救えない」
博士「むむっ!? …わかった、詳しくはあとで聞こう。だが、これだけは先に言わせて欲しい。フランと私を再会させてくれて、ありがとう」
ハルク「フランはおれさまの…仲間だからな。当然だ」
博士「ほう。フランはいい仲間を持ったのだな。おっと、こうしちゃおれん! 早く研究所に運び込まねばな! 手伝ってくれ君!」

魔改造研究所に運び込んだフランの肉片を繋ぎ合わせると、次々とコードを引っ張り出しては身体に刺していく博士の様子を見守りながら。
この場から去っていくブラムに問いかける。

ハルク「…いいのか、父上」
ブラム「ナンセンスなことを聞くな。出来損ないの息子と未完成品に負けたのだ。どうやら、私の見込み違いだったらしい。好きにしたまえ」

それから一ヶ月後。魔国に戻ってきた博士とフランの自宅兼研究所にて。

フラン「ハールークー!」
ハルク「ええい、抱きつくなうっとうしい! 病み上がり? の身体なんだから安静にしてろ!」
フラン「わはー! 博士には秘密ね」

耳元に顔を寄せると、青いほっぺたを赤く染めたフランは囁くように告白する。

フランね。博士よりも、ハルクを好きになっちゃったかも

ハルク「……っ!」
フラン「今度ね、博士に子供を産めるようにしてもらうから、そしたらいっぱいいーっぱい子作りしようね!」
ハルク「年頃の娘が子作りとか恥ずかし気もなく言うなああああああ!!」

おわり


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