【安価・コンマ】Dランク神獣「Sランクまでつき進む」(その2)
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◆lFOXrxX/4g
[saga]
2021/01/11(月) 16:51:12.94 ID:vCsxmFIe0
【ラピス親密度・362.6/300】(
>>12
、コンマ10+4なので、⦅14×2⦆/5増)
ラピス『お留守番って、つまらないですねー.......』
ウォルフ「そんなでもないよー」
みんなが出かけている間、今回の留守番係に選ばれたのはラピスとウォルフだった。
ラピスはそう言ってから、ガサガサと草木のベッドをほりほりし、少し埋まった状態になった。
ウォルフ「........それあったかいの?」
ラピス『はい、あったかいです。やっぱり、自然の力って偉大ですよねー♪』
ウォルフ「だねー」
ウォルフはくあぁ、とあくびを1つすると、ゴロンと横になった。
ウォルフ「..........やっぱりさっきのなし。ひまー」
ラピス『それなら、お話ししましょう。皆さんの事について』
ウォルフ「みんなのこと? えーっと、じゃあキュウビ! キュウビはやさしいよね〜」
ラピス『ええ、そうですよね。なんと言うか、お母さんみたいで。........最近ミドカちゃんとクーラーちゃ.........クーラーが産まれてから、本当のお母さんになりましたもんね』
ウォルフ「うーん、おかあさんねぇ........ぼく、おかあさんがわからないんだ。はなからうまれたから」
ラピス『私もですよ。でも、なんとなくお母さんの事は分かっています。優しくて、暖かくて、無条件の愛を注いでくれる存在です。知識として知ってはいたんですけれど、経験は無かったですからね.......』
ウォルフ「じゃあ、キュウビはみんなのおかあさんだね!」
ラピス『うふふ、そうかもしれませんね』
ウォルフ「そういえばさー、ぼくはうまれたときはなんにもしらなかったけれど、キュウビとフェニとラピスはあるていどいろいろしっていたんだよね? さいしょからテレパシーできたっていってたし」
ラピス『ええ。例えば、ウォルフさんは教えられなくても手足を動かせますよね?』
ウォルフ「うん」
ラピスの言葉に、ウォルフは前脚をぐーぱーとした。
ラピス『そんな感じで私はテレパシーが出来るんです。多分、キュウビさんもフェニさんも、そんな感じだと思いますよ』
ウォルフ「ぼくもがんばったらテレパシーできるかなー? ふんぐぐぐぐぐぐ..........」
ラピス『頑張ったら、出来るかもですね。.........ウォルフさん?』
ウォルフ「..........! .............!.....!!」
ラピス『もしかして、今送っています?』
ウォルフ「...............!」
ウォルフがこくこくと頷いたためラピスはテレパシーに耳を済ませたが、うんともすんとも聞こえる事は無かった。
ウォルフ「............! ..........ぜはーっ、ぜはーっ.........き、きこえた?」
ラピス『いいえ全く.......』
ウォルフ「だああ、がんばったのに〜っ!」
ラピス『ふふっ.......じゃあ、もっと練習しないとですね』
ウォルフ「なぁ〜、わかったー。キュウビにきいてみよ〜」
◆
その日の昼、ウォルフはキュウビにテレパシーを教えてもらえるようにせがんだが、テレパシーは普通に言語を教えるそれよりも遥かにハードルや難易度が高いらしく、ウォルフはそれを聞いてガックリと項垂れ、一行は微笑ましい雰囲気に包まれた。
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