【鯖鱒wiki】ふたたび坂松市で聖杯戦争が行われるようです【AA不使用】2スレ目
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151: ◆6QF2c0WenUEY[saga]
2021/05/02(日) 19:51:13.53 ID:baTryqjv0


喰らう、喰らう、喰らっていく
刀身は空間を断ち斬る程に増強し、影共は為す統べなく呑まれていく
この世に遺すまいと、魔剣が逃げる影を追い、一つ残らず食い潰す。新たに沸こうが関係無い

イエスはその光景をゆっくりと見ていた。抵抗するでもなく、絶望するでもなく
ただ胸にある感情は『郷愁』。かつて聖杯戦争で見たあの光

「あはっ、何だか懐かしいなあ。ボクは必死に逃げたんだっけ」
「……ごめんね、バーサーカー。ボクは勝って、願いを」

言葉は続かない。魔剣がイエスを分断し、体は泥へと沈んでいく
その顔は少し寂しげで、どこか申し訳なさそうら悲しげな表情を遺していた



「らぁああああーーーっ!こ、のっ!クソ剣がああぁあああーーーッ!!!」

セイバーの雄叫びが、地下に蠢く影を塗り潰す
その霊基は既に限界を超え、全身が悲鳴をあげようと剣を振り続ける

そして、空間には静寂が帰る。影も、敵も、絶望も。全て魔剣が喰い尽くした

「セイバー!」
「あ、フェリシアとランサーのマスター。お疲れ様」
「ま、礼はしとくわ。貴女がいなければあたし達は……っ!?」

労おうと近づくフェリシアとルゥナ。その顔には疲弊の色がありありと浮かぶ
とはいえ、功労者であるセイバーに一言くらいは声をかけておかねば。そう思ったルゥナは言葉を失った

……セイバーの身体はほつれ、光の粒子となっていたのだから





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