【鯖鱒wiki】ふたたび坂松市で聖杯戦争が行われるようです【AA不使用】2スレ目
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156: ◆6QF2c0WenUEY[saga]
2021/05/02(日) 20:50:24.91 ID:baTryqjv0


「セイバーが、消えた」
「そうだね、彼女は皆を守ってくれたから」
「……あり、がとう。セイバー」

セイバー達から少し離れた所では、ランサーと少々森が一息ついていた
その姿はボロボロで。少々森は肩で息をする

ふと、ランサーが目を向けた先。そこには取り残されていた市長と、ズタズタの人間……アサシンが横たわっていた


「ああ……アサシン君!」
「無理だよ、もう彼は消滅する。……自分を盾にして、マスターを守ったんだ」
「君は、例え身を挺してでも守ろうという意志があったんだね……」

「………………何、を。知った、事を」
「私が、何をしたか……知らない、訳じゃないだろうに」

倒れ伏しているにも関わらず、アサシンの視線は目の前のランサーを射抜いていく
ランサーは無言で鎧を外す。素顔を晒したランサーは、アサシンの目を真っ直ぐに見据えて

「君は、国を救いたかったんじゃないかな」
「……………………」


『なあ、お前は国を救いたいんだろ?』
『じゃあ、それもいつかは理解されるさ。何せ天は全てを知っているからな!』

……忌々しい、腹立たしい。何を知った口を聞いているのか
例え天が知っていようと、民が知らねば意味がない。お前の無実は晴らせなかったじゃないか

……昔の記憶。黒く潰したい忘れ難き記憶
そうとも、救ってやったとも。お前とは違うのだと言い聞かせていたのに
結局、奴の言う通りに冤罪は晴らされた。私は売国奴として後ろ指を指され続けた

それでも、私は


「……教えてくれ、岳飛」
「私は、間違ってなど……なかっただろう……」

粒子となるアサシン。その目はランサーを見てはいない
それは、どこか遠くの。遥か彼方の男を見ている様で───




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