【鯖鱒wiki】ふたたび坂松市で聖杯戦争が行われるようです【AA不使用】2スレ目
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91: ◆6QF2c0WenUEY[saga]
2021/04/04(日) 22:32:20.71 ID:GyTPH5Rc0



「───ゲホッ!くっ!」
「卑怯。なんて言わないわよね?残念だけど、私は蛮族だからそういうの知らないわ」

「自慢気に言う事かな?それ。……サラ、少しだけいいかな?」
「確か君には気配を感知するスキルがあるはずだよね?気づかれると思ってたんだけど」

血を口から吐き出すアーチャー。この様子では蘇生も意味を為さないだろう
その前に、ランサーは疑問を口に出す。それを聞いた彼女は自重げに笑みを溢す


「……ふ、ふふふ。どうして、だと思う?」
「私も……よく、わからないわね。どうして、気づかなかったのかしら?」
「でも、理由を考えるとすれば……意図的に、無視したのかもしれないわね」

身体が解れる。粒子が消えていく。もう猶予は残されていない
思えば馬鹿げた人生だった。もっと早くに気づけていれば、少しは違った道を進めただろうか

ふと、顔を上げると見覚えのある少女と男性が手を差し出しているのに気がついた


「ああ……待っていてちょうだい。二人共」

「私も今から……そっちに、行くわ……」


手を伸ばす。既に身体が消えかけていたとしてもなお、二人の手を取ろうと必死に伸ばす
つん。と指先が触れ合った気がした。アーチャーは安堵の笑みを浮かべると……消滅した

その行き先は、光の中で待つ家族の元へ───




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