【安価とコンマ】剣と魔法の世界で姫と結ばれたい
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641: ◆gEU9La026k[saga]
2021/02/27(土) 23:52:11.66 ID:GuooWnHA0
姫私兵「セレスティア様、お言葉ですが……」
姫私兵「姫様の御手を恐れ多くも掴みながら立ち去る無礼な男など、やはり相応しくありませぬ」
姫私兵「っ、私ならば!」
姫私兵「私ならばっ、常にセレスティア様の傍にお仕えし、御身をお守り――」
グシャア…
姫私兵「」
セレスティア「――あの方を悪く言わないでください。身の程を弁えぬ駒が」
セレスティア「私もお父様と同じ考えです。使えるものは使います」
セレスティア「当然、使えないものは使わないのです。当然のことでしょう?」
セレスティア「あなたはただ、私の言う通りにあの方を探し出してくれればいいのです」
姫私兵「」
セレスティア「あなたに何がわかるのですか? どれだけ頑張っても、道具のようにしか見られない私の何が?」
セレスティア「貴族達もそう。上辺の言葉ばかり、私の外見しかみていないではないですか」
セレスティア「でも、あの方はそうじゃない……! このつまらない世界で見つけた初めての光なのです!」
セレスティア「他には何もいらないのです! ただ、あの方がいれば私の世界はそれで完成するの……!」
姫私兵「」
セレスティア「……ああ、でも」ポン
セレスティア「あの方が私だけを見てくださるように、身嗜みと作法だけはやっぱり必要でしょうか?」
セレスティア「うん、興味はありませんけど新しいドレスは……あら?」クルリ
姫私兵「」
セレスティア「もう、聞いておりませんでしたのね。新しい駒を探さないと……」
セレスティア(……お父様が仕掛けた戦争も、私にはどうでもいいことです)
セレスティア(でも、戦争をすれば死人は沢山生まれる)
セレスティア(……ねぇ、名前も知らないあなた?)
セレスティア(私が命を落とすようなことになった時――また私の手を握ってくださる……?)
セレスティア(――もし、私以外の手を握るのならその時は……)
セレスティア「あはっ♪ あはははははははは……♪」
……
――
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