【安価でのわゆ】久遠陽乃は勇者である【3頁目】
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2: ◆QhFDI08WfRWv[saga]
2021/03/15(月) 21:41:38.79 ID:YUZDJJSio
歌野「久遠さんが来てから、みーちゃんがすっごく張り切ってるの」
陽乃「見下せる相手が来たからでしょ」
歌野「まさか。みーちゃんはそんなことで元気になったりしないわ」
心からそう信じてるとでも言いたげな歌野の反応
陽乃の発言は水都を馬鹿にしているともとれるものなのに、
怒った様子もなく、飲み器をテーブルの上に置く
歌野「前は浮かない顔をしていることが多かったし、私以外にはそこまで心を開いているって感じでもなかった」
歌野は自信を持って欲しかったけれど、
自分は全然そんなことないよ……と、水都は否定してばっかりだった
だから、今の水都は全然違って見える
陽乃「そこに要介護な私がやって来たから、自信が持てたってわけね」
歌野「ん〜……どうかしら。みーちゃんは本来、自分から積極的に触れていくタイプじゃ無いし……」
普通に話が出来るようになってはいるものの、
手足を動かすにはまだ力が足りていないように見える陽乃
ここ数日は水都が付きっ切りで
誰かが行くなら自分が行くと自ら名乗り出るくらいには積極的だ
歌野「久遠さんがボロボロだったのも理由ではあると思うけど、それだけではないと思うわ」
上手くは言えない。
けれど、
それはけして悪い理由ではないことだけは断言できそうな気がする……と、歌野は笑みを浮かべて
歌野「きっと、みーちゃんにとって久遠さんは大切な人なのよ」
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