【安価でのわゆ】久遠陽乃は勇者である【3頁目】
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950: ◆QhFDI08WfRWv[saga]
2021/06/01(火) 21:53:10.03 ID:pJHqbQGwo
守る必要のある結界は、陽乃の保護下にあって
周りにはほかの勇者が控えていることもない。
万が一力が暴走して、周囲一帯を巻き込んだとしても大きな被害を出さずに済む可能性が極めて高かった。
その目論見通り……とはいかなかったが、
結界内の御柱の倒壊と地震が起こる程度で済んだ。
水都は周りを巻き込む力だと聞いてもやや不満そうだったけれど、
わかりました。と、軽く頷いた。
水都「体はどうですか?」
陽乃「……平気」
水都「声もはっきりしてるみたいで、よかったです」
断続的な枯れた声、寝返りもままならず、すぐに悪化したり、吐血したり
凄惨だった先月の陽乃を思い返してか、水都は物憂げながらほほ笑んだ
水都「でも、二度としないでください。せめて、ひとこと言ってください」
陽乃「言ったら止められるじゃない」
水都「なら、説得してくれたらいいんですよ」
水都は満面の笑みで言う。
昨日のことをそっくりそのまま投げ返せたのが嬉しいのだろうか。
それに対しての定型句を返せば、
また、陽乃と似たようなことを返してくるだろう。
調子に乗るなと今朝言ったばっかりだったはずなのに。
陽乃は少し顔を顰めた。
陽乃「調子に乗らない方が良いわよ」
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