109: ◆3oqrAy1Ql2[saga]
2021/06/13(日) 17:04:16.74 ID:axl6m2m+0
夢のような祭りは終わりを迎える。
日が落ちすっかり夜になった。
デヴァラはテイシロの元に行く。
デヴァラ「素晴らしい演奏だった。君達にならばこの弓に相応しいだろう。」
デヴァラは弓をそっと下に置く。
テイシロ「弓を諦めるのですか?」
デヴァラ「ああ、君達にこの弓は必ず必要な武器だ。私の兄上のラヴァラーナを倒すのだろう?」
テイシロ「何故そのようなことを。」
デヴァラ「私達兄弟は修行を妹は美しい姿を、弟は圧倒的な武力を、私は過去と未来を見れる目を、
そして兄上は神にも、魔神にも、獣にも、精霊にも殺されない加護を得た。」
デヴァラ「君達が妹のアヌジャを殺したのも知っている。」
テイシロ「僕達を攻めるおつもりですか?」
デヴァラ「アヌジャは業が深い。アヌジャは殺されるべきだったのだ。
君たちに恨みはない。兄上も同じく。死ななくては世の秩序が乱れる。
君達と共に戦いたいがそれは親族を殺すこと。罪を犯すことになる。」
テイシロ「しかしこの弓を渡すということは、罪に繋がるのでは。」
デヴァラ「私はただ弓を土に置いただけ。渡したわけではない。
それと最後に助言だがあと二か月過ぎれば兄上はさらに強くなる。
その前にもっと修行をし、強くなった後に来い。
今の君達では無駄死になるだけだからな。」
デヴァラをそのまま姿を消した。
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