34: ◆3oqrAy1Ql2[saga]
2021/05/17(月) 20:36:15.54 ID:dXbArB6f0
テイシロは両親からの話を終えてアルマを余る部屋に連れ寝台の上に招いた。
テイシロ「その体の傷が治るまではここで休んでください」
アルマ「ありがとうございます。色々申し訳ありません。」
テイシロ「大したことありません。それより貴方を追うものなんですが何人位でしょうか?」
アルマ「多分50人は超えるかと。」
テイシロ「それほどの人を連れ女一人を追うとは。なんて卑劣な輩だ。」
アルマ「彼らは堅固な武装をした軍隊です。決して容易く勝てる相手ではありません。」
テイシロ「最初から簡単に勝とは思ってもいません。戦士の貴方をそこまでにした彼らはさぞかなりの脅威でしょう。」
アルマ「ならば、どうやって彼らに立ち向かおうと?」
テイシロ「見た目通り、僕には戦士としての資質がありません。ですが策を練ることが出来て一緒に戦える友があります。貴方はお美しい。きっと皆喜んで手伝ってくれるでしょう。」
アルマ「…何から何まで本当に申し訳ありません。」
テイシロ「それ以上謝らないでください。これは僕の我儘です。貴方のせいではありません。それではごゆっくり休んでください。暇でありましたらここにある本でも読んでください。」
テイシロは部屋を出て町の広場に若い男達を集めアルマのことを伝える。
誰も彼を責めることはなくむしろ誰が彼女を守るかで火が付いた。
それはきっと彼女の魅力だけではなく彼への信頼があってこそだろう。
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