【安価でのわゆ】久遠陽乃は勇者である【4頁目】
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119: ◆QhFDI08WfRWv[saga]
2021/06/12(土) 22:26:43.10 ID:UJhl3x3So

陽乃「帰るわよ。向こうに」

水都「それがどれだけ危険だとしてもですか?」

陽乃「私は、絶対にたどり着ける自信があるから」

水都「……そうですね」

場合によっては陽乃が死ぬ可能性もあると、水都は考えていたが、

確かに、陽乃ならたどり着くことは簡単だと思う。

半日程度でこの距離を走破できる力があるから。

でも。

水都「そうですけど」

それは、陽乃が一人の場合だ

陽乃はきっと、

水都たちがいたら、そのすべてを引き上げられないとしたら、

その、最も安全な手段を使わない。

諏訪の人々に囲まれているのを見てしまった。

その人々が、笑顔なのを見てしまった。

欠けられる言葉が、優しいものであると聞いてしまった。

それが、向けられてしまったとしたら、陽乃は――

水都「……」


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