安価で人間牧場
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325:名無しNIPPER[saga]
2021/09/03(金) 16:21:36.48 ID:R/cQj2seO



楓「いっくうううううううううう!!」

男が用意した道場の床に楓は倒れ込んだ。

剣道着を無理に着込んだ楓だったが、防具が付けられず、素肌で挑み、男の竹刀が肌を打って倒れた。

感度低下剤が切れてしまった結果だった。

そのため、無様に床を転がっていた。

男はあーあと笑っていたし、楓の絶頂は嘘ではなかった、しかし、楓はほくそ笑んでいた。

来週勝てばよかったのだ。

なぜなら、

「じゃあ、楓さん、貴方にはもう一週追加していただきますね。ただ、1日につき一粒、1時間だけ感度低下剤を差し上げます。約束通り、1日我慢すれば、今の貴方なら1分、試合で感度低下剤を一粒差し上げます」

それが男が試合前に出した条件だった。

この条件を出され、楓は体力温存に努めると頭を切り替える。

もうすでに体力は消耗し、そして肌を打たれただけでも動けなくなる刺激であった。

今週はあまりにも部が悪く、楓は正攻法ならどうなるかを試すためにも挑んだ。

しかし、時々男もヒヤリとさせられる場面もあったし、何度か惜しい時もあった。

けれど、今の状態は負ける。

だから頭を切り替えた。

楓は一週間耐え抜き、7粒ーー7分で勝負を決めて、全てを元通りにすると、誓った。

その目には強い意志が宿っていた。


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