77: ◆DBZUAE0J72[saga]
2021/07/10(土) 10:21:56.92 ID:sc2oyzE1O
涼子の生活は、前よりも快適であった。
外部との連絡は制限されているためSOSは出せなかったが、望めば新聞やテレビはもとより、ネットの音楽・映像配信サービス(一方通行でコメントはかけない)も自由で、発売日一週間前の本や、食べたいと願った料理は出前ができないはずの料理店でも、湯気の立つ状態で届けられたこともあった。
安月給で普段の、慎ましい生活を送る涼子からは考えられない贅沢だが、莫大な報酬が約束されているので、金は払うといったものの、こんなものは必要経費だと男は涼子に負担をかけることはなかった。
しかし、いくつかの不自由がある。
涼子「はぁ……」
涼子は動かしていた手を止め、嘆息をついて、自身の腹を撫でた。
涼子の腹部は見事に膨れている。
腹水がたまったわけでも、美味しい料理を食べ過ぎて肥満体型になったわけでもない(といっても、最近は太り気味で、あばらが見えず、臀部にもふっくらと脂肪がのっているが)
涼子は妊娠していた。
無論、お腹の子は男、雇い主の子供だ。
雇われることになったあと、最初の命令は涼子を妊娠させることと話した。
妊娠ときいて怯んだ涼子は安全日だから妊娠しないと逃げようとしたが、その後の説明で、男の精子は特別で排卵日以外でもセックスすれば即排卵して受精、受精から一瞬で着床し、すぐにボテ腹(臨月)になることであった。
半信半疑ではあるし、処女を散らすのも憚られたが、この間生理は終わって今なら妊娠する危険は低いのは真実であった。それに遅かれ早かれ処女ではいられないと納得もしていたから、善は急げと、その日のうちにベットのある部屋に連れて行かれ、セックス、の前に愛撫を受けた。
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