【あんこ】男「俺を最強のモテ美人に転生させてくれ!!」転生邪神「りょ」
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12: ◆HzIzyE6eiY[saga]
2021/07/09(金) 18:46:17.42 ID:/BhASdbc0


 ――曇天。

 喉の奥がドロドロした物で詰まってるのを、自分は咳き込みと同時に吐き出した。


「ゲホッ、ご……っふ!」

「……ここって」


 喉奥から吐き出されたそれは、胃液とも異なる白濁としたゲル状の何かだった。

 一瞬、それを目の当たりにして嫌な想像を巡らせるものの。しかしそれが無臭である事からまったく違うモノを吐いたのだと思い直した。

 吐き出す際に顔を横に向けた事で視界が変わる。

 自分は地面に倒れていたのだと、青々とした草原が続く地平線を目にして転生者は気づいた。


「……む」

「いや……あー、そういえば。美人とは言ったけどイケメンとは言ってなかったなぁ」


 体を起こそうと手を地面に着いて屈伸する。

 どうにも視界が少し高めだと思い、足下を見下ろそうとした転生者は自らの胸元が恐ろしく膨れている事に気付いて呼吸が止まった。

 触れる。揺れる。

 少しだけ指先で撫でてからその感触が普段から自分に触れている時と変わらぬ感覚を返してきたのに安堵して、遠慮なくそれを揉もうと鷲掴みにして手を押し込んでみた。

 柔らかいと思ったのは指の腹が少しだけ沈んだ時のみで。それ以上は明確にそれが大胸筋であると分かる程に硬さを増して、指の骨にまで押し返して来たモノに残念な気持ちを懐いた。


「うっわぁ」

 利き手の手首を掴んで少しだけバルクを張ってみる。

 自身の胸元を覆う、硬く重い素材らしき黒布がはち切れそうなほどに押し上げられ、そこで思わず力を抜いて転生者は大胸筋をストンと落とした。


「……ムッキムキ、だな」


 美女をオナホさながらに抱いて犯す野望が秒で潰えた転生者は、青々と繁る丘陵を見据えながら首を傾げるしかなかった。





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