【安価とコンマ】剣と魔法の世界で姫と結ばれたい8
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771: ◆gEU9La026k[saga]
2021/08/16(月) 22:57:20.61 ID:f65IZ3hh0
リュノ「セレスティアさんの仰る通り、森国の魔鉱石はミスリル以上に魔力を含めて長持ち――結界を張るのに適しているんです」
セレスティア「なるほど。その石を要所に安置するだけで長年結界を維持できると……」
リュノ「……ただまぁ、どうしても強度はミスリルに負けますからねぇ」
リュノ「一応、強力な魔法を込めた分だけ硬くなりはするんですけど、結界を展開するとその分魔力を使うわけでして」
セレスティア「……ある程度の年数結界を張った魔鉱石は、物理的に破壊され結界も消えてしまうと」
リュノ「正解です……」
リュノ「結界向きの魔鉱石は水晶のようになっていて、かつ込められた魔力に応じた光を放って目立ってしまう問題もあります」
セレスティア「見つかってしまえば、結界だとすぐにわかってしまうと。うまくはいかないものですね……」
リュノ「魔鉱石を使わないで、熟練の使い手は自分の魔力を直接固めて使うこともあるんですけど……」
リュノ「それもやっぱり、水晶や宝珠のようになってわかりやすいんですよねぇ」
セレスティア「ふむふむ……しかし魔力を直に固めるのは技術と労力を伴う筈」
セレスティア「それを踏まえるとやはり、魔鉱石は森国には欠かせない存在なのですね」
リュノ「はい。で、この魔鉱石は先程も言いましたが――込められた魔力に応じた色の光を放つんですよ」
リュノ「ですので、ちょっと魔力を流して研磨するだけで宝石のように……つまりは売り物にもなる便利なものなんです」
セレスティア「森国ならではの装飾品ということですね」
リュノ「そうです。さらに一杯魔力を込めれば――ただの装飾品からお守りにまで昇華されるかもしれません」
セレスティア「!!」
リュノ「……どうです? お守りにもなって、見た目もよくて、細工はちょっと金具をつけるだけで済むんです」
セレスティア「それにしましょう!」グッ!
リュノ「セレスティアさんの力は、正しく使えばお守り向きですからね。ぴったりでしょう?」
セレスティア「考えたこともありませんでした……私の力は、忌み嫌われる呪いでしたから」
リュノ「……考え方ですよ。『呪い』は『おまじない』で、加護を与えることもできる」
リュノ「今のセレスティアさんなら、きっとできますよ!」
セレスティア「リュノさん……」ジーン…
リュノ「……あと、呪術が込められた魔鉱石がどんな色になるのかも興味があります///」ワクワク
セレスティア「ふふ、それは私も気になりますね。それでは、早速探しに向かいましょう」
リュノ「魔鉱石なら、地上に出ずとも地下探索で見つけられる筈ですからね」
リュノ「それじゃあ、行きますよー!」バッ!
……
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