37:1 ◆58jPV91aG.[saga]
2021/07/19(月) 19:41:26.59 ID:8Bqh101l0
男の子の声だった。
血で濡れたベッドの上に、小さな猫がゆらりと現れちょこんと立っていた。
今まではいなかったのに、まるで蜃気楼のように現れたのだった。
そして猫は、にやりと口の端を歪めていびつに笑って見せた。
泥のような真っ黒で、鮮血のような赤い瞳をした、異様な雰囲気の子猫だった。
尻尾に白いリボンが結んである。
周りを見回した少女に、猫は口を広げた。
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