44:1 ◆58jPV91aG.[saga]
2021/07/19(月) 19:49:29.34 ID:8Bqh101l0
「それと、僕は猫じゃない。ラフィと呼んでほしいな」
どう見ても猫なのだが、口元を歪めてそう言うと、ラフィは足元の血溜まりをペロペロと舐めた。
吐き気を抑えたアリスに向けて、しかしラフィは弾かれたように顔を上げてから続けた。
「……やっぱり。君の血の臭いは濃すぎる。だから早く離れたほうがいいって言ったのに」
え? と問い返そうとしたアリスの背筋が凍った。
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