【可愛そうにね、元気くん】「進まない」【SS】
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67:名無しNIPPER[saga]
2021/08/14(土) 03:19:01.60 ID:JzXNw/sm0
苦痛が綿菓子のように視界を覆う。痛みと快楽に喉が詰まって、意識を失うかと思ったその直前――鷺沢が俺の首から手を離した。
「かはっ!! えほっ、げっほ、げほっ……!!」
体を横にねじって咳き込む。鼻と口から血を吐いた。鼻腔が粘ついて、何もかも吐き出したい気分だった。
真紅の歪な水玉がぼたぼたとベッドに落ちる。それは俺たちの欲望の形をしていた。
「は、あはっ……ふふっ、元気くん……♡」
夏場の飴のようにどろどろに溶け切った声。その中を泳ぐように艶やかな所作で、鷺沢は俺の下半身をまさぐった。
「っ……!」
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