【安価とコンマ】剣と魔法の世界で姫と結ばれたい9
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200: ◆gEU9La026k[saga]
2021/09/02(木) 00:25:36.07 ID:C5AY8Hqb0
ネーロ「流石に何をやっても上手くいかなくて、心が折れかけました」
マリリン「それでも、ネーロちゃんの目は諦めてなかったんだ」
マリリン「そして、何度も何度も色々な失敗を繰り返し続けて……」
ネーロ「ある日、まだ試したことのないものを手当たり次第に探していた時です」
ネーロ「――どういうことか、転移の魔法だけはすぐにその仕組みを理解できたのです」
リーチェ「そんなことが……転移の魔法は、高等魔法。他の魔法の知識もあってようやくという部類ですのに……」
ネーロ「私も、何故自分が転移魔法を扱えるのかわかりませんでしたし、今もわかりません」
ネーロ「それに使えたと言っても、当時はまだ手前に跳ぶ距離と変わらない範囲の転移でしたから」
ネーロ「やっと見つかったと思った魔法もその有様で、次のものを探そうかとも思ったのですが……」
ネーロ「マリリンさんが、背を押してくれたのです」
ネーロ「――他の魔法が使えないなら、逆にその道を極めちゃえばいいんだよって」
ネーロ「――転移魔法を一瞬で覚える人を見たことがない。それは間違いなくネーロちゃんの武器だから……と」
マリリン「……///」
マリリン「多分、かなり興奮していたんじゃないかなぁ……///」
マリリン「リーチェ様の言う通り、転移魔法は高等魔法だし極めればとっても便利な魔法だし」
マリリン「マリリンちゃんの持論になっちゃうけど、視点を変えるべきだと思ったの」
マリリン「一つの魔法しか使えないって諦めるんじゃなくて、その一つなら誰にも負けないようにすればいいんだって」
マリリン「勿論、それが大変な道になるってこともわかってはいたんだけど……」
ユージーン「……その大変な道を乗り越えて、今のこのネーロちゃんが生まれたってことか」
マリリン「うん♪ だから言ったでしょう? ネーロちゃんは凄いの!」
ネーロ「いえ、今も尚より高みを目指しているマリリンさんと比べれば私など……」
マリリン「ネーロちゃんが傍にいたから、私ももっと頑張らなきゃって思えたんだよ?」
ジーク(……お互いが、過去の苦労と過程を知るか)
ジーク(確かに、二人きりであれば……)
……
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