【安価とコンマ】剣と魔法の世界で姫と結ばれたい9
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438: ◆gEU9La026k[saga]
2021/09/11(土) 23:22:34.33 ID:JcxjL9BU0
ジーク「……両親の名も顔も知らない。俺がどこの生まれなのかもわからない」
ジーク「物心ついた時には、団長や傭兵団のみんなと生活していた」
ジーク「……俺は、孤独を知らない。一人でも戦えるようにと叩きこまれ、理解もしているが……」
ジーク「俺の周りには常に誰かがいた。俺を、満たしてくれた……」
セレスティア「……」
ジーク「今なら、わかる気がする。俺は、ただ生きたいだけじゃなかった……」
ジーク「仲間達と、一緒に生きたかった……傭兵である以上、それが難しいとわかっていながら」
ジーク「死にたくないから、死なせたくないから、敵を死なせる。そんな真似をしておきながら」
ジーク「……今も、同じだ。リアローズ達を……仲間達を、誰も失いたくない」
ジーク「だから、俺はきっと……」
セレスティア「……ジーク様は、臆病なのではありません」
セレスティア「ジーク様も、私達を想ってくれている……そういうことです」
ジーク「セレスティア……」
セレスティア「想う相手を害されて、哀しみや怒りの感情を覚えない人はいません」
セレスティア「……ジーク様は、私が誰かに殺されそうになっても……」
セレスティア「あの日のように、助けてくださいますか……?」
ジーク「……約束しよう」
セレスティア「ふふ、でも身を挺されては駄目ですよ?」
セレスティア「もしまた私の目の前でジーク様が……」
セレスティア「いえ、私もジーク様と同じ。私を受け入れてくれるこの傭兵団の誰かが傷つけられたとしたら……」
セレスティア「きっと、相手を滅多刺しにして呪い尽くしてしまうに決まっていますもの」クスリ
ジーク「それは、避けたいな……」タラリ…
セレスティア「ええ。私もその……淑やかさと言うのでしょうか? 品を身につけたいですし……///」
セレスティア「ですから……たとえ、微力であったとしてもジーク様と共に戦わせてください」
セレスティア「ジーク様が私達を想ってくださり、私達もジーク様を想っています」
セレスティア「ユリーカの理想ではありますが、手を取り合い、協力し合い……私達も、あなたの力になってみせますから」
ジーク「……ああ、頼りにしている。姫に言う言葉にしては、間違っている気もするがな」
セレスティア「ジーク様に頼られるということは、何よりの誉れです」フフフ
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