【安価とコンマ】剣と魔法の世界で姫と結ばれたい9
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500: ◆gEU9La026k[saga]
2021/09/13(月) 23:14:19.22 ID:2iaqF/qD0
2逃れられない自白

――

……


ネーロ「次は、どうすればよいのですか?」

ジーク「……次があると、わかっているか」

ネーロ「その……恥ずかしく無かったといえば嘘になりますが……///」

ネーロ「まだ、私が丸腰であることしか証明できていませんから」

ジーク「そうか……」

ネーロ「……ちなみに、体術も使えませんからご安心ください」

ジーク「凄まじい魔力の持ち主なのだろう? 肉体に巡らせ、自己強化に使えないのか?」

ネーロ「無理なのです。私の魔力がそもそも異質なのか……」

ネーロ「そんな真似をすると、逆に全身の筋肉が悲鳴をあげて昏倒します」

ジーク「試したのか……」

ネーロ「エルクラッド様に凄く怒られました……」

ネーロ「そういうことですので、今の私は完全に無力化されている状態……どうぞ、次の指示をお願いします」

ジーク「……その態度を見ていれば、俺個人としては信用してもいいかと考えられる」

ネーロ「!!」

ジーク「だが、いくら俺達が信用したところで……森国の民や兵は、まだ納得しないことだろう」

ジーク「それに、俺達には然程時間の余裕が無い。こうしている間にも、戦っている者達がいるからな」

ジーク「引き受けた仕事は、できる限り迅速に済ませるべきだろう?」

ネーロ「……次は、手荒な手ということですね?」

ジーク「察しがいいな」

ネーロ「いえ……妙な気もちです」

ジーク「何がだ?」

ネーロ「その……ようやく、本来あるべき状態になったといいますか」

ネーロ「あなたが私を捕虜として扱ってくださることに、妙な安心感があるのです」

ジーク「捕虜として扱われて安心感を得るというのは聞いたことがないぞ……?」

ネーロ「……あの人達が、優しすぎるのです」

ジーク「……それは確かにな。だが、だからこそ……俺は、彼女達を守りたい。何があろうとも……」グッ…

ネーロ「なるほど……」

ジーク「……姫達が手を汚しきれないなら、俺が汚すまでのこと」

ジーク「次は、かなり覚悟をしておいた方がいいぞ?」

ネーロ「ええ、大丈夫です」

ネーロ(……あなたも、十分に優しいですから)

ネーロ(公国での捕虜は、もっと……)


……

――



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