【安価でのわゆ】久遠陽乃は勇者である【5頁目】
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14: ◆QhFDI08WfRWv[saga]
2021/09/04(土) 20:13:27.56 ID:0JgQDisSo
陽乃「それが出来ることならね」
「ぅ……」
陽乃「出来ることなら何も問題ないとは思うけれど、出来るとは思えないもの」
「そんなことないよっ」
陽乃「口だけなら何とでも言えるわ」
出来ないことをできると言えるし、
信じていなくても信じていると言えるし、
嫌いでも好きだと言える。
なんとだって言うことは出来てしまうのだ。
そこに結果が伴う保証なんてないのに。
陽乃「実際に惨状を目の当たりにしたのなら……それに、何か嫌なことがあったのなら平常心でいることは出来ないわ」
今平気なのは、バーテックスが表れていないからだ。
歌野が散々頑張ってきたことは見ていただろうけれど、
傷ついて帰ってくる歌野を見ただけで、結界の外でどのようなものが集まり、何が起きていたのか
その目撃をしたわけではない。
陽乃「無理をしてもいいことは何もないわ」
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