【安価でのわゆ】久遠陽乃は勇者である【5頁目】
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233: ◆QhFDI08WfRWv[saga]
2021/09/20(月) 18:09:07.51 ID:K1N07dtao

陽乃「私がそうするって?」

「するかもしれないし」

復讐に駆られて、それをやり遂げた人の話なんて、

身近にあるわけもなく、

空想の中でのものでしかない。

けれど、全てを失った虚無感というものは、彼女も経験がある。

それは酷く、形容しがたい感覚だった。

考えるという当たり前のことが出来ない、体を動かすという当たり前のことが出来ない。

自分が呼吸をしているかどうか、それさえも分からない。

それと同じかは分からないが、

似たようなことになるかもしれない。

「……あ、もしかして、私のために生きて。とか言ったら、勇者様頷いてくれたりする?」

陽乃「馬鹿なこと言わないで頂戴」


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