【安価でのわゆ】久遠陽乃は勇者である【5頁目】
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426: ◆QhFDI08WfRWv[saga]
2021/10/03(日) 23:23:21.69 ID:L+ZHCTvVo
√ 2018年 9月10日目 夜:移動�@
普段より、空はバーテックスに埋め尽くされることがなかったはずなのに、
数時間前の戦いの被害は想像以上に大きかった。
九尾が守護したとはいえ、
爆風によってバスの窓ガラスのほとんどが砕け散って切ってしまった人もいれば、
激しい揺れによって座席から転んだりして、頭などを打ってしまった人達も大勢いる。
しかし、一番の被害は――
「久遠さん、容体は?」
水都「もうしばらく時間がかかると思います」
バーテックスに八つ当たりするかの如く奮闘して陽乃のもとに向かった歌野は
戻ってきたときに、陽乃のことを抱きかかえていた。
血だらけで、意識がなくて、心臓も動いていない状態
けれど、不思議と息はあった。
「凄かった。さっき……あんな状態になってまで」
水都「……」
「私達には、何にもできないの?」
陽乃とずっと近くにいた女子高生は、不安そうに水都へと詰め寄る。
散々突っぱねるようなこと言っておきながら、
死んでいてもおかしくないような状態で運ばれてきた陽乃に、彼女達は何かしてあげたいと、辛そうに零す。
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