【安価でのわゆ】久遠陽乃は勇者である【5頁目】
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469: ◆QhFDI08WfRWv[saga]
2021/10/06(水) 22:27:05.27 ID:Tlfcraaro
陽乃の実家、その神社で祀られていた神のひと柱。
九尾がそうであるように、
血筋の子として陽乃を寵愛していた宇迦之御魂大神
かの神であれば、歌野にも扱うことは可能だろうと九尾は言った。
実際、すでにかの神は歌野に応えてくれていたし、
だからこそ、歌野は自分の意思に従って陽乃へと言葉を伝えることもできたのだ。
もちろん、ただの人間の身で神を身に纏うのだから、それ相応の代償はある。
だから、なんだというのか。
歌野「っ……」
体にずしりとのしかかってくる重み。
気を抜けば膝から崩れ落ちてしまいそうにもなるが、歌野の意思がそれを拒む。
歯を食いしばる。
かの神によって得られる恩恵は、陽乃が普段使っているような暴力的なものではない。
尽きることなく満ち溢れてくる生命力
それが、宇迦之御魂大神の力。
歌野「ぅ……ごほっ……」
まだ力を使ってもいないのに、その力に圧迫されて……血を吐いてしまう。
けれど瞬く間もなく痛みが引いていくのを感じて、歌野は笑って。
歌野「……死んでも死なない」
歌野は、若草色の輝かしい装束へと変わっていく衣装をそのままに、
いつも手に持っている鞭ではなく、地面から生え延びてきた蔓を引っこ抜いて、力強く振るう。
歌野「誰も死なせたりはしないわ……だって、ここにはまだ、私がいるんだからッ!」
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