【安価でのわゆ】久遠陽乃は勇者である【5頁目】
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502: ◆QhFDI08WfRWv[saga]
2021/10/09(土) 23:04:36.08 ID:TLlJd/TGo

歌野は2号車に戻ると、

バスの最後尾、陽乃のもとへと向かう。

歌野「……久遠さん」

まだ高熱が続いており、時々、血だって吐くこともある。

汗でびっしょりな体は何度か拭いてあげているが、

またすぐに、汗だくになる。

陽乃「っ……」

歌野「大丈夫、終わったわ。襲撃って言うほどのものでもなかった」

余裕余裕。と、歌野は笑顔で語る。

出来る限り小さな声で。

何も話さないのもあれだが、大声は、頭に響きそうだ。

歌野「……」

陽乃の手を握る。

同年代で考えれば、少し大きいだろうか。

歌野「お願い。早く良くなって……」

戦って欲しくはない。

けれど、いつまでも苦しんでいる姿を見ていたくはない。

歌野「元気な貴女を、見ていたいの」

心の中で、宇迦之御魂大神へと祈る。

どうか、陽乃を癒してあげて欲しいと。


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