【安価でのわゆ】久遠陽乃は勇者である【5頁目】
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529: ◆QhFDI08WfRWv[saga]
2021/10/10(日) 22:13:18.50 ID:0lBQTLRao
√ 2018年 9月11日目 夕:移動�@
時折浮遊感を感じては、がたんっと落ちる。
そんな悪路を走っている感覚が背中を打つ中、陽乃はゆっくりと目を開く。
まだ体の節々は痛みで鈍く、動かせる気がしないが
意識ははっきりとして来ている。
陽乃「っ……」
すぐそばには、歌野がいる。
気を失うまで感じられていた姿かたちとは少し異なって、
同じように疲弊しているように見えるけれど、手は歌野に握られている。
陽乃「ぁ………」
まだ喉は本調子ではないようで、歌野のことを呼べない。
陽乃は言葉を飲み込んで、どうにか横を見る。
歌野からは力を感じる。
今まで陽乃から歌野へと流していくだけだったはずだけれど、
今は、歌野から力が流れ込んできている。
それも穢れの薄い、温もりを感じる力だ
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