【安価でのわゆ】久遠陽乃は勇者である【5頁目】
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880: ◆QhFDI08WfRWv[saga]
2021/11/21(日) 18:32:50.18 ID:2EKvnm/io

バスは影に隠したまま待機させ、その護衛として陽乃を残す。

戦闘域はバスから多少離れた場所を予定し、

最も近くにいるバーテックスの一団を奇襲して壊滅させ、

そのまま中央突破のように進む。

歌野が最前線で戦い、その援護を球子と杏が行う。

杏は可能な限り四国へと近づき、最悪の場合には一人で乗り込んで救援を求めるつもりだ。

陽乃「私の力を使った方が早いのに」

歌野「それが一番なのは分かってるわ。でも、久遠さんの体が心配だから」

陽乃「……馬鹿ね」

歌野「久遠さんがいつも、していることよ」

自分だっていっぱいいっぱいなのに、

周りよりも一歩先に進んで力を使い、戦いに身を投じていく愚かさ。

それはいつも陽乃がやっていることで、

しかし、今回ばかりは歌野達がそれを担う。

陽乃の体は非常に治りが遅く、前回どころか前々回の分も完治しているとは言えない。

そこにさらに傷を負うのは自殺行為に他ならないから。

歌野「大丈夫。何かあれば真っ先に久遠さんを呼ぶわ。それまでは、私達に任せて」

歌野はそう言って陽乃の手を握り、にこりと笑う。

そして、3人はバスの外へと向かった。


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