【安価でのわゆ】久遠陽乃は勇者である【5頁目】
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912: ◆QhFDI08WfRWv[saga]
2021/11/27(土) 21:26:28.81 ID:S0Q1Es0bo
陽乃「ところで、みんなは?」
陽乃は治療のこともあって早々にみんなから引き離されることになってしまったが、
九尾のことだからどうせみんなの方もこっそり様子を見ていたはずだ。
今は看護婦の制服に身を包む女性として姿を見せているけれど、
別に姿を見せていなくても話は出来るし聞くこともできる。
九尾「娘らなら勇者達の住む寮に向かったぞ。新たに白鳥歌野も加わったからのう。案内もせねばなるまい」
陽乃「伊予島さん達は大社に直談判するって話じゃなかったかしら。私がいないから保留なの?」
九尾「ふむ。今日はひとまずと言った様子じゃったな。主様がいずれにせよ、あ奴らは大社に話すつもりじゃろう」
陽乃「……そう」
陽乃が回復するのを待っているような余裕はない。
下手をすれば数ヶ月かかるかもしれないような状況だから、
完治を待ってなんていたら、
完成型や潰しきることのできない物量を持って蹂躙されてしまう可能性があると
杏達も危機感を覚えている。
陽乃だって、今の状況では抗いきれないのは目に見えていた。
陽乃と歌野はともかく、他の勇者達は少しずつ潰されていくことは免れないと。
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