【安価でのわゆ】久遠陽乃は勇者である【5頁目】
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942: ◆QhFDI08WfRWv[saga]
2021/11/28(日) 20:41:16.88 ID:XMZ9arOEo
√ 2018年 9月13日目 夜:病院
歌野は本当に夜を一緒に過ごすつもりのようで、
陽乃のそばの椅子に座ったままだ。
この部屋は個室で、それなりの広さはあるもののベッドは陽乃が使っている一台しかない。
もう一台ベッドを用意して貰うなんて出来ないだろうし、
どうするのかと思えば、歌野は寝袋を持って来ていると鞄から引っ張り出す。
歌野がそんなものを持っているわけはないので、
球子のものだろう。
歌野「ええ。そうなの。土居さん達は事情を知っているから協力してくれるって」
陽乃「……なるほど」
ベッドの横に寝袋を敷いて、そこで寝る予定だそうだ。
歌野「正直、久遠さんと身体的接触をしている方が楽なんだけど、嫌でしょ?」
陽乃「そもそも本当に治りが早くなるのかしら」
歌野「実際に早くなったのに……もう」
そんなに一緒が嫌なの? と、歌野は少し残念そうに言う。
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