[咲-Saki-][安価]京太郎「マッサージ屋-KYO-、開店です!」咲「」[R18?]
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2: ◆1jhB/ltcIM[saga]
2021/09/23(木) 12:42:09.25 ID:l6yRY72m0
〜5年前・夏〜

あれは清澄高校時代、他の皆が活躍するのをよそに自分の麻雀の腕は全く上がっていかず半ば惰性で部活を続けていたころだったか。

ふと部長、竹井久が目元を抑えながら肩を回していた時だった。

「部長、お疲れですか? 肩でも揉みましょうか?」

当時の彼女は生徒議会長、よその学校で言う生徒会長でもあったため書類仕事で疲れがたまりやすかった。
それで全国まで行くのだから頭が下がる。

「あら、いいの? じゃあお願いしようかしら。でも変なことしちゃだめよ」

悪戯っぽく笑う彼女だが俺がそんなことはしないと信じてはいたようですぐに体を預けてくれたのと、手のひらに感じる柔らかさにどきまぎしたのを思い出す。

「ふふ、須賀くんこういうの向いてるかもね、とっても良かったわよ。ありがとね」

照れくさそうにお礼の言葉を言った部長のその横顔は夕日に照らされ赤く見えた。

それが心のどこかに残っていたのか、それとも高校時代結局みんなほど麻雀で活躍はできなかったせいか、俺は進路先で麻雀を選ぶことはせず。


〜現在〜

「よし、こんなもんかな」

一城の主として店先を丹念に清掃し、曲がった花の茎を整えて「OPEN」の札をドアノブにかける。

「よし、今日からマッサージ屋「-KYO-」開店だ!」

この選択がよかったのか、それはこれから先しかわからない。
だが短大でしっかりと人体構造を知り人の役に立てるよう整体技術も身に着けた。

「お客さん、来てくれるかな」

ドキドキする胸の内を知るわけでもなく現れたお客様はーー


安価2↓ 咲キャラ人物名(高校時代の知り合いは好感度+10)


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