[咲-Saki-][安価]京太郎「マッサージ屋-KYO-、開店です!」咲「」[R18?]
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◆1jhB/ltcIM
[saga]
2021/09/23(木) 18:01:05.81 ID:l6yRY72m0
和 満足度5・性感度50
昨日のことは忘れる、そう思っても実際に当人を目の前にして忘れたままでいられるだろうか?
答えは「できるわけがない」だ。
乱れに乱れ、懇願し、いやらしく鳴いた彼女の姿がその取り澄ました顔にリフレインする。
そして一方で和はと言えばもう最初から期待しかない。
今日はどんなことをされてしまうのか、はしたない自分を受け入れてもらえるか。
顔を合わせるのが恥ずかしい気持ちはあった。あんなことになってしまえば高校時代とはがらりと関係が変わってしまうだろう。
だが、恋愛感情と呼べる好意を寄せる和からすればエッチして、そのまま彼女の枠に入れるならそれでいいとも思う。
たくさん気持ちよくされて、愛されて、ずぶずぶの関係だっていいではないか。
その日のうちに快楽に沈んでしまった人間が自分以外にもいるなんて和は予想もしていない。
自分だけがリ−ドしているのだと勘違いしてしまっていた。
そして咲が告白したなんてことも思いもよらない。自分だけ、自分だけが特別なんだと思い込む。
親友の気持ちは知っていたのに、特別なことがあったというだけで舞い上がっていた。
その気持ちのすれ違いが京太郎の懊悩が手つきを鈍らせる。
力の入れどころを間違え、まともなマッサージにならない。
そもそもまともだと思っていたマッサージがあんなことになったのだ。
正解を探るような腕の運びでは迷いしかない。
結果、完全に行き違っていた。
もはやお金のとれるものではない。
だがそんなマッサージとしては全く満足のできないぎこちない動きを和がどう捉えていたかと言えば。
(ん、ふ、焦らされ、てる。おねだりしないといけないんですか?)
髪色よりドピンクに染まった脳ではあっちのことにしか考えられない。
わざと焦らされ、いやらしい自分にあさましく求めさせるつもりなのだと。
「す、須賀くん」
「ど、どうした?」
甘えた直接言葉にしなくてもわかってほしいという思考は伝わらず、京太郎は責められないかおずおずとした手つき。
そもそも責める気持ちがあるならまた来てこんな触らせたりなんかしないのに。
和もはっきり言えばいいのに言い出せない。
(前の続きしてくださいって、エッチしたいですって)
一日を置いてしまったことで喉から最後の線を超える言葉が形にできないままじりじりと和の心はあぶられていく。
勝手に焦らされ、和は切なくなっていく。京太郎が手を出さないことが昨日の自分の乱れようへの蔑みのように感じて。
(違うんです、須賀くんだけ、須賀くんだからあんなになったんです。今まであんなことなかったんです)
会話もなく促されないから言い訳も口にできずただひたすらに和は意識していく。
その考えから抜け出せず、いやらしい自分をしつけられてるのかと夢想する。
そしてどこまでもかみ合わないままこの日の施術は終わった。
家に帰って自分で慰めた和であったが、そんなものは前日に比べれば全く満足できずただ体が疼くだけだったという。
和 好感度74(変化なし) 次回性感度に+10ボーナス
〜3日目〜
「なんか昔の知り合いにばかり会うな」
悪いことではないのだが、関係が複雑化してきた気がする。
しかも何をどうすればいいのか分からない。
「悩み相談できる相手なんていないしなあ」
頼れそうな和がその渦中のさなかだし、部長だった久と言えばからかってきそうという印象がぬぐえない。
そもそもなぜマッサージ店を始めて2日でこんなことになってるのか?
普通にマッサージしただけなのにと、他人には言えない悩みを抱え込む京太郎。
しかし店主が悩もうが店が開けばお客は来る。
新しい風が悩みをぬぐうか、それとも――
お客さん 安価↓ 咲キャラ人物名(高校時代の知り合いは好感度+10)
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