【安価とコンマ】剣と魔法の世界で姫と結ばれたい10
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◆gEU9La026k
[saga]
2021/09/28(火) 00:12:23.39 ID:qZvebHUy0
ネーロ「元々、私がそこを経由してから鉄国に向かったということもありますが……」
ネーロ「エルクラッド様は『アルテミシア様にご自身は勿論、兵の誰も近寄らせていない』のです」
ネーロ「最も信頼しているゼルガー将軍に対してですら捨て置けと、近寄ることを許されない程で……」
ジーク「一体、どういうことだ……?」
マリリン「うーん、もう何年も会っていないんだよね……?」
クリス「ええ。母上もそう仰っていました」
クリス「私とユリーカと、使用人くらいしか訪れる者はいないと……」
セレスティア「っ……」
ネーロ「……私もエルクラッド様の命を忠実に守り過ぎた結果、疎遠となっていました」
ネーロ「……かつて、私にも温かく接してくれた方だというのに、私は……」ギュ…
セレスティア「ネーロ……」
ネーロ「……とにかく、大人数で馬ごと教会内に転移するという暴挙ではありますが……」
ネーロ「アルテミシア様に平謝りをすれば、おそらくここが最も速く公国内を進軍できる転移先になります」
ジーク「なるほどな……」
ジーク「クリス、どう思う?」
クリス「……確かに、転移妨害の結界があるとは思えませんね」
クリス「私も母上の元を訪ねる際には周囲の様子にも気をつけてはいましたが……」
クリス「まるであそこは公国から忘れ去られた場所とでも言うべきか……」
クリス「本当に、何もないのです。兵も、罠も、何もかも」
マリリン「……エルクラッドの奴、アルテミシア様は難病だから近寄るなーってことにしているみたいだし……」
ミナ「お、重い病を……?」オソルオソル…
クリス「いえ、お痩せにはなられたが……命を蝕むような病には」
マリリン「何考えているんだろ、あの人……?」
リュノ「で、でもこれでお母さんをはやく助けに行くことが……!」
ジーク「いや、まだ少し問題はある」
ネーロ「……ベルゲ将軍の元に辿りつくまで、ですか」
ジーク「ああ。馬を使って行くにしても……道中で公国兵に見つかる可能性もあるだろう?」
ジーク「ユージーンから以前聞いたが、公国内の守りはかなりのものだそうじゃないか」
ユージーン「あー……確かに警邏している公国兵を倒すことは今となっちゃ楽だろうが……」
マリリン「騒がれると、ベルゲにも感づかれるってことね……」
ユリーカ「――それなら、いい手がありますよ皆さん!」ピョーン!
一同「「!!??」」ビクゥ!
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