【安価とコンマ】剣と魔法の世界で姫と結ばれたい10
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879: ◆gEU9La026k[saga]
2021/11/08(月) 23:38:13.81 ID:m9FVhs0O0
――

……


ユージーン「う……」ムクリ…

ユージーン(俺……ああ、そうだ。無理に身体捻って鎖を当てにいったんだっけか)

ユージーン(最後のあれは……夢か?)


ソニア「お、起きたかユージーン」


ユージーン「うおぁ!?」ズザ!

ソニア「おいおい、俺をバケモンでも見る様な目で見んじゃねえよ」

ユージーン「実際そうだろうがよ!? お前は――」

ソニア「……そんなバケモンに、お前は一撃を与えて見せたんだぜ?」

ユージーン「……へ?」

ソニア「……お前も、強いよ。もっと胸を張って生きな!」バシバシ!

ユージーン「ってぇ!? 説得力まるでねえぞ!?」

ソニア「俺の鍛錬に一番くらいついてきたんだ。もうそこらの奴には負けねえ力はついている筈だぜ?」

ソニア「ま、たった数日で日頃から鍛え続けて実戦経験積んできた奴らには届かないだろうけどな」

ユージーン「んなことは俺が一番わかってるっての……」ハァ…

ソニア「……なあユージーン。お前、ジーク達と一緒に戦いたかったのか?」

ユージーン「……」

ソニア「……一口に傭兵って言っても、腕っぷしだけが全てじゃないのはわかるよな?」

ユージーン「ああ……」

ソニア「ジークの兄貴分だったイリアスも、傭兵団の中では一番弱かったが……隠密行動は誰よりも上手かった」

ソニア「それぞれの持ち味を生かす……お前の場合は、逃げ足か。それじゃ駄目だったのか?」

ユージーン「……俺も、それでいいと思っていたんだよ。実際に、この逃げ足だけは自慢だしな」

ユージーン「でもよ……こうしてギリギリまでみんなが鍛錬に打ち込んで……」

ユージーン「これから公国に乗り込むんだって時に……」

ユージーン「……この戦いから逃げたら、俺はきっと後悔すると思った」

ユージーン「今までさんざ逃げ続けておいて、どの口がって言われるだろうが……」

ユージーン「せめて、せめて……この傭兵団の、最後の仕事からは……逃げたくなかったんだよ……」

ユージーン「馬鹿みたいだろ? 笑ってくれよ……」

ソニア「なるほどな……」



ソニア「――だそうだぞ、お前達?」ニヤリ



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