【安価・コンマ】Cランク神獣「Sランクまでよじ登る」(その3)
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◆lFOXrxX/4g
[saga]
2022/04/05(火) 02:37:51.06 ID:Hl7WuxUE0
〜*〜*〜*〜
少しだけ訂正です。
〜*〜*〜*〜
◆
日の出の少し前。
太陽と月が姿を消し、一日で最も闇が深くなる時刻。
ドクンッ
???「ギ.........」
1羽の蝶が羽化(うま)れようとしていた。
???「ギッ.........ぎゃぁっ、ぎゃああぁぁあぁぁぁっ.........!」
小さな紫のコウモリの背に亀裂が走り、それは身じろぎするたびにバキバキと大きくなっていく。
???「ギ、ウ.........ああああっ、がぎゃぁああああぁぁぁぁぁっ!!! ぎゃあぁああぁぎゅううぅぅうぅぅぅうぅぅぅぅっ!!!!!」
寝ていて意識が無くとも、反射的に激痛に叫びが漏れる。
???「ぢっ、ぢぢぢぢぢっ、ぢいぃいぃぃぃぃぃっ! ぎぃいぢいぃぃぃっ!!!」
翼が殻を破って広げられ、ばたばたと小刻みに羽ばたく。
どれだけ大きな声を出しても、寝床の誰も気づいた様子はない。
本人もまた、何が起きているか理解していなかった。
???「ぎゃっ.........ぎぃいぃいぃぃぃぃぃっ!!!」
バキバキバキッ、バキィッ!
しばらく悶えた後、紫の小さな体は完全に割れ、それは中から羽化(うま)れた。
しかしその姿は暗闇に紛れ、誰からも見えない。
???「アァ.........ハァ.........ハァ......すぅ、すぅ......」
彼女もまた自分の身体に起きた神秘を知らぬまま、眠り続けたのだった。
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