【安価・コンマ】Cランク神獣「Sランクまでよじ登る」(その3)
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344: ◆lFOXrxX/4g[saga]
2022/04/24(日) 18:10:03.84 ID:W3OlO2OE0


キュウビ『のうチキ、ウォルフ』

チキ「ん、なんスかセンパイ」

ウォルフ「なにー?」

まだ食料に余裕があったため、3人は食料探しもそこそこにゆっくりビルの間を歩いていた。

キュウビ『言語が話せるようになるとはどんな感じなのかの。わらわは生まれつき話せたから、分からなくてのぉ......』

ウォルフ「えっとね、ぼくは0からキュウビに教えてもらったからなんというか......難しなぁ。今まで形とか感覚でしか頭の中で考えられなかったものが言葉でどんどん考えられるようになっていって、キュウビと同じ考え方が出来るようになって、どんどん楽しくなっていったよ。言葉を覚えたら、頭の中がいろんな物が動いているみたいな不安な状態から、ま四角の石を敷き詰めたみたいになったみたいに凄くスッキリしたんだ」

キュウビ『ほう、いろんな物が動いている状態......それが言葉を知らなかった時の頭の中か』

チキ「そう考えてみると自分もそれに近いかもっスね。言葉って音じゃないっスか。でも前はそれが無かったから、どっちかというと画とか映像で物事を覚えたり考えたりしてたっスね」

ウォルフ「チキは急にしゃべれるようになったけど、その時はどうだったの?」

チキ「不思議と、特に違和感なくスッと言葉にできたっス。黒くてデコデコした物は石で、冷たくてペチャペチャした物は水って。あと、今までただの音だったセンパイ達の言葉が理解できるようになって、ぶわーーーって頭の中の空間が広がった感じだったっス。どっちかというと、画から音にぎゅって情報が集められて、容量が増えたんスかねぇ」

キュウビ『ふむふむ、興味深いの......2人はやはり話せるようになって良かったかの?』

ウォルフ「うん! 色々話せるし、ぼくは幸せだよ!」

チキ「自分もっス。前はこんなこと、それはもう全く、全然想像もしなかったっスよ。これからももっと、どんどん色々センパイ達としゃべりたいっス!」

キュウビ『うむ、良かった。......それにしても、わらわも喉で話してみたいのぉ』

ウォルフ「のどで?」

キュウビ『うむ。ほら、わらわやフィーはテレパシーで喋っているじゃろう? そこをウォルフみたいに、物理的に空気を震わせて喋ってみたいと思っての』

チキ「えぇっ! ま、まさかの無敵のキュウビセンパイにもできない事が......」

キュウビ『......わらわは全能ではないぞ。わらわの声はこれじゃ』

そうテレパシーで喋りながら、キュウビは「こゃこゃ」と鳴いて見せた。

キュウビ『いつか物理的に喋れるようになれば、また面白そうじゃからの。うーむ、練習してみるかのぉ』

ウォルフ「ぼくは教えるよ! キュウビがぼくに教えてくれた時みたいに、ぼく手伝うから」

キュウビ『おお、それは嬉しい事じゃ。ぜひとも頼もうかのぉ』

ウォルフ「うん! 頑張るよ!」

そんなキュウビとウォルフのやり取りを見て笑顔のまま、チキは思った。

チキ(そういえばこの2人交尾してるんスよねぇ。キュウビの方はまだ知らないみたいっスけど......まあいつかバレるだろうし、今わざわざバラす必要は無いっスね。それにその時この2人の関係がどうなるか......ちょっと楽しみな所もあるっスね......♡)

期待からか交尾を思い浮かべたからか、チキの秘部は少し湿った。



帰り道、少し苦いナスのような果実を見つけた。
ウォルフはあまりいい感想を言わなかったが、キュウビはこれは何かの料理に使えると思い持って帰ったのだった。




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