【安価でのわゆ】久遠陽乃は勇者である【6頁目】
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128: ◆QhFDI08WfRWv[saga]
2021/12/19(日) 15:31:34.28 ID:Xs7bkibVo
√ 2018年 9月15日目 夕:病院 ※特殊
水中を漂いながら目を開いているかのような、
ゆらゆらと揺れ、歪んでしまっている世界が陽乃の目に映る。
その視界はだんだんとクリアになっていき、
やがて正常に近いくらいに見えるようにはなったが、
そこでようやく、視界の約半分……左側の一部が見えないことに気づく。
陽乃「ぅ……」
九尾の力も切れているのか、声が出ない。
不思議と体中にあるはずの痛みは感じないけれど、
同時にまるで動かせる気配はなく、
それどころか、嫌に静かだった。
まるで、全てが失われて陽乃一人となってしまったかのような静寂
陽乃は唯一正常と言えるだろう右目だけを彷徨わせるが、
見える限りには誰もいなかった。
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