【安価でのわゆ】久遠陽乃は勇者である【6頁目】
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33: ◆QhFDI08WfRWv[saga]
2021/12/09(木) 00:24:34.19 ID:E8/kxjBHo

千景は陽乃がいなくなることを望んでいるし、

美佳も可能ならいなくなって欲しいと思っているけれど、

美佳は、殺してまで消してしまおうとは思いきれていないのかもしれない。

あくまで覚悟が出来ているのは、自分の命を捨てる覚悟

奪うのは、簡単なことではないのだ。

陽乃「っ……けほっ……っは……はぁ……」

美佳「……ここまでされても、精霊は久遠様を助けたりはしないんですね」

陽乃が何もしなくても、

精霊が手を出せば美佳のひとまずの望みは達成できる

美佳「告発して頂いても構いません。でも、私は、郡様の味方であり続けます。その意志を変える気はありません」

陽乃「……ばっか……じゃないの……」

陽乃はどうしようもない状況に瞳に涙を浮かべながらも、美佳を睨む。

そんなとばっちりで殺されでもしたら、たまったものではない。

美佳はそんな陽乃を見つめると、

呼吸が整いつつあるのを見て、離れる。

美佳「ただ、久遠様の様子を確認するつもりだったのに……どうして、こんなことまでしてしまったんでしょうね」

陽乃「知らない、わよ……そんなこと」

陽乃が吐き捨てるように言うと、美佳は顔を顰め、

そして、ふっと笑みを浮かべる。

美佳「久遠様のせいですよ。久遠様の存在が……人を狂わせるんですよ」


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