穂乃果「えっ…此処、何処なの…?」『23』【せいぞん・たんさく・げぇむ】【R-18】
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401:名無しNIPPER[saga]
2022/03/13(日) 23:06:59.06 ID:E0QCOJnk0
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▽手紙の封筒が机の上に置いてある、その隣には封を開ける為のペーパーナイフがひとつ


▽手に取り、裏面を見ると理華という名前が読める…おそらく教授がこの部屋を使う予定だった人に読んでもらう為に置いていたのだろう

▽封をナイフで開封して読んでみる…

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□さて、理由も聞かずにこの部屋へ向かってくれと言われて困惑したことだろう



□今日からこの部屋を自由に使ってくれていい、ここがキミの部屋だ

□驚いたかな?私からキミへのサプライズだ。



□…サプライズというのも確かにあるがこれは建前だ、面と向かって言うのが気恥ずかしくてね


□キミがよく語ってくれた星空の話や星座の捉え方はいつだってユニークな物だった、聴いていて時間を忘れる程に

□あまりにも荒唐無稽な話だと思うがね、キミを連れてきたこの塔は飛ぶ予定なのだよ蒼穹を更に超越した遥かなる空…即ち宇宙へだ


□ツギハギの街で計画されている箱舟計画とは別の意味でこの塔は"箱舟"になるさ、銀河の大海原を当ても無く揺蕩う船にね


□あっちで同時進行している計画での物資搬入をフェイクに幾分か塔建設の資材輸送から目を背けさせたりもしたが…飛べるまでの目途は立った



□信じられるかい?我々が地に足をつけて首が痛くなるほど見上げていた夜空に手が届く日が来るんだ

□未知の正座や未観測の惑星、私達がどれだけ研究しても明かせなかった月の表面だって拝めるかもしれないのだよ




□だが、不甲斐無い事に我々は他種族どころか同じ人類種同士でさえも主義主張、思想の食い違いから対立や相手の顔色ばかり窺ったご機嫌取り…etc

□智の追究よりも闘争や腹の探り合いばかりという情けない有様なのさ




□本当の意味で忌憚のない意見や常識に囚われない発想、知者としての価値観を持てる人材も乏しい



□そういう意味でも私はキミを必要としている





□無論…単なる研究職の助手としてだけではない、友人であり"パートナー"としても私はキミと共にありたく思うのだよ

□……いかんな、面と向かって話すのが気恥ずかしいから文章にしたというのにこれ以上は手紙をしたためられる気がしなくなってきたよ


□つまりだ、その……言ってる事が二転三転して悪いが一度部屋を出て私に会いに来てくれ、自分の口で直接会って言葉を紡ぐさ

□多分、キミにこの部屋へ行くよう命じた時の私は精一杯顔の表情筋をフル稼働させて平然を保っている、と思いたい…たぶん

□未来で私がどんな表情をしているか想像したくはないが、リビングでキミが戻って来るのを待っているつもりだ。


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